「理念を“体現する”ことが、現場を強くする」 / 所長
所長 / 久保 祐一郎
大切にしているのは、理念を“体現する”ことです。日々の判断や行動の中でそれを積み重ねながら、現場の質を高めていきたいと考えています。ご利用者さまの「できなかったことが、できるようになる瞬間」に寄り添いながら、スタッフや地域の方々と連携し、一つひとつの支援をつくり上げています。今回は、その背景にある想いや、Noahがこれから目指していく姿についてお話しします。
所長としての役割は
“理念を体現すること”
所長として最も大切にしているのは、理念を体現することです。理念や社訓は、掲げるだけでは意味がありません。誰よりもそれを追求し、自分自身の言葉と行動を一致させること。それが所長としての役割だと考えています。日々の判断や行動の基準は常に「理念に沿っているかどうか」。その積み重ねが、組織全体の在り方をつくっていくと感じています。

「素直・感謝・謙虚」
という原点
現場運営において大切にしているのは、社訓である「素直・感謝・謙虚」という三つの姿勢です。専門職としてのスキルはもちろん必要ですが、それ以上に、人としての姿勢が信頼関係をつくる土台になります。常に素直に学び、周囲への感謝を忘れず、謙虚であり続けること。この原点を大切にしながら、ご利用者さまと向き合っています。
「できなかったことができるようになる」
その瞬間に立ち会う
この仕事の大きなやりがいは、ご利用者さまの「できなかったことができるようになる瞬間」に立ち会えることです。印象に残っているのは、寝たきりの状態から回復し、自ら電動車椅子で外出できるようになった方のエピソードです。最初は起き上がることも難しい状態でしたが、看護師と連携しながら体調を整え、少しずつできることを増やしていきました。やがて、自分の力でお店へ行き、買い物ができるようになる。その過程を共に歩めたことは、非常に大きな喜びでした。また、仕事に対しても「できること」を少しずつ増やし、タブレット操作などを通じて新しい可能性を広げていく姿を見る中で、支援の本質を実感しました。
小さな積み重ねと
“チームで支える”力
回復は一気に起こるものではなく、小さな積み重ねの連続です。少しずつ起きられるようになる、座れる時間が長くなる。そうした変化を丁寧に積み重ねていくことで、できることが増えていきます。その過程には、リハビリスタッフだけでなく、看護師、ご家族、相談員など、多くの関係者が関わります。一人で支えるのではなく、チームで支える。そして地域も巻き込みながら支援していくことが、Noahの特徴だと感じています。

Noahの強みは
“思いの強さ”にある
Noahの最大の強みは、理念に基づいた「思いの強さ」です。“圧倒的ホスピタリティ”を掲げ、ご利用者さまに寄り添う覚悟を持って日々のケアにあたっています。この思いは、日々の朝礼で理念を共有し続けることで、スタッフ一人ひとりの中に浸透しています。理念が判断基準となり、それぞれが「どうすればより良い支援ができるか」を考え続ける。その積み重ねが、組織としての強さにつながっています。
「生活のそばにNoahがある」
未来へ
将来的に実現したいのは、「何かあったらNoahに相談しよう」と自然に思っていただける存在になることです。現在は山口県を中心に展開していますが、この支援の形を全国へと広げていきたいと考えています。生活のそばにNoahがあり、困ったときに頼れる存在として地域に根付き、その輪が広がっていく。理念を軸にした支援を積み重ねていくことで、スタッフ一人ひとりの力を引き出し、地域とのつながりを深めていく。そうした積み重ねこそが、Noahの価値を広げていくと考えています。これからもこの理念を大切にしながら、より良い支援を届け続けていきたいと思います。
これから訪問看護を
目指す方へ
訪問看護に不安を感じる方は多いと思いますが、その多くは「一人でやらなければならない」というイメージから来ているものだと思います。実際には、どんな環境で働くかによって大きく変わります。Noahでは、個人ではなくチームで支えることを前提にした体制を整えています。少しでも興味があれば、ぜひ一度その環境を見ていただきたいと思います。

